※2017/05/23 Android版 bDriverMX、[bCore Driver MX] について追記※2017/02/15 Ver.1.10リリース モーションステアリングの有効/無効設定について追記
※2017/02/12 バーストコマンド対応について追記
bCoreMX向けに開発された、直感的に手元を意識すること無く RCミニ四駆 をスマホコントロールするためのiOSアプリケーションです。
端末の傾きで、Servo1に接続されたステアリングサーボを、端末画面右側をタップや上下にスワイプすることで、前進後退のスロットルコントロールをすることができます。
iOS8.0以降のバージョンのiOSのインストールされている、BLE対応のiPhone, iPod touch、iPad※で利用可能です。
iOSアプリのダウンロードは ⇒App Store : bDriverMX (2017/01/17公開)
Android端末の場合は、@shohaga様が開発・提供している bCore Driver MX をご利用ください。
Androidアプリのダウンロードは ⇒Google Play : bCore Driver MX (2017/05/20公開)
bCoreMXだけでなく、bCore1, bCore1.1, bCore2何れでも使用することができます。
Version更新履歴
Version 1.10 (2017/02/15) リリース
└モーションステアリングの有効/無効設定に対応
Version 1.02 (2017/02/08) リリース
└Bug Fix、バーストコマンドに対応
Version 1.01 (2017/01/23) リリース
└Bug Fix
Version 1.00 (2017/01/17) リリース
bDriverMXの使用方法
<起動画面>

<スキャン画面>

・画面下部のScanボタンを押すと、10秒間スキャンを行い周辺の接続可能なBLEデバイスを発見し表示します。
・スキャン中でも、リストに表示されたデバイスを選択して接続することができます。
上段:設定された名前(初期値はbCore固有名称)
下段:bCore固有名称
・bCoreモジュールは、個々にユニークな名前(固有名称:bCore_xxxxxxxxxxxx)を持っており、同時に複数のbCoreモジュールがあっても個々に識別されます。ただし、1つのbDriverMXから同時に複数のbCoreモジュールに接続することはできません。
<制御画面>

・画面中央に現在の電池電圧が表示されます。
・モーションステアリング有効(デフォルト)時は、端末をハンドルのように持って傾けると、画面左側のスロットの中の◯(灰色)が移動して、bCoreのServo1のサーボが左右に連動して動きます。動作方向、原点位置、動き量は次の設定画面から調整可能です。
また、設定画面でモーションステアリングを無効にした場合は、画面右側をタップ、スワイプすると、スロット中心からの位置に応じてステアリングを手動操作可能になります。この時画面左側のスロットの中の◯は白色になります。
Servo2, 3チャンネルのあるbCoreでは、Servo2にServo1と逆相、Serbo2に同相の制御信号が出ているため、前後2つのサーボを搭載して4WSシステムにも利用することができます。
・端末の画面左柄(40%)をタップ、スワイプすると、上下中央からの位置に応じた出力で、bCoreのMotor2のモーターが正転/逆転します。表示されている◯を意識する必要が無いため操作に集中することができます。回転方向は次の設定画面から反転可能です。
・画面左下に、接続されているbCoreが対応している数だけLEDをOn/Offするボタンが表示されます。
※Ver1.02でbCoreのバーストコマンドに対応しました。
接続されるbCore2/bCoreMXがバーストコマンドに対応していた場合、
電圧表示の文字色が黄色になり、操作レスポンスが大幅に改善されます。
切り替わらない場合、端末のBluetoothスイッチを一度Onして再度Onする必要があります。<設定画面>

1. bCoreモジュールへの名前設定
2. モーションステアリングの有効/無効設定 (※Ver1.10で追加) 3. Motor2に接続されているモーターの回転方向の反転
4.. Servo1(2,3)に接続されているサーボの回転方向の反転
5. Servo1(2,3)に接続されているサーボの端末を傾けた際に動く幅の調整
6. Servo1に接続されているサーボの原点位置調整
7. Servo2,3に接続されているサーボの原点位置調整(Servo2, 3のあるbCoreの場合にのみ表示)
を行います。
・この設定値は、各bCoreモジュールごとに独立して端末上記録されるます。同じbCoreモジュールに次回接続された場合には自動的に反映されますが、異なる端末間で引き継ぎはされませんので端末ごとに設定が必要になります。
- 2017/05/23(火) 17:04:51|
- bCoreMX & bDriverMX
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bCoreMXってなに?
クラウドファンディングプロジェクト ”RC mini 4WD”用にbCoreをベースに新たに開発された 『ミニ四駆 スマホコントールラジコン化専用BLEモジュール』 が ”bCoreMX”です。
bCoreMXは、専用のFPCと合わせて使うことで、市販のミニ四駆を半田付け作業不要で簡単にスマホコントロール可能なラジコンに改造することができます。bCore同様ファームは焼き込み済み、アプリは各OS無償提供されていますので、取り付けるだけで動かすことができます。技適、FCC、CE対応のBLEモジュールを使用しているため、日本、アメリカ、EU各国での使用が可能です。
※ミニ四駆のカウルが取付可能かどうかについてはカウル形状に依存します。

大きさ:32.0mm x 16.8mm
機能:ミニ四駆の駆動モーター(標準モーターのみ、チューンドモーター不可)の前進、後退スロットル制御
ステアリング用サーボの制御(1.25mピッチコネクタのデジタルマイクロサーボを直結可能)
LEDの点灯x2ch
制御用アプリ: iOS、Android、Windows10/Windows10 mobile用に提供されているbDriver各種が利用可能
→
iOS用はこちら →
iAndroid用はこちら →
Windows10/Windows10 mobile用はこちら 対応シャシー:Supe1シャシー、SuperIIシャシー、SuperXXシャシー、TZシャシー
※シャシーに穴を開けることでARシャシーにも対応可能
↓bCoreMXを約1分でミニ四駆XXシャシーに搭載してスマホコントルールRCに改造する動画
組付け方法(VSシャシーの場合)

①薄い両面テープ(FPCとモーターを固定用) と 厚みのある強力両面テー(bCoreMXの固定用) 、ハサミ を用意します。

②ミニ四駆の標準モーターの接点端子のある面の金属の平らな面に接点部分の突起樹脂に合わせて幅10mm以内程度で 薄い両面テープ を貼り付けます。

③専用FPCの ”Motor”と書かれたシルクのある面を、先程モーターに貼り付けた両面テープの剥離紙を剥がして貼り付けます。
FPCの凹んだ部分がモーターの端子部分の樹脂凸部分ににピッタリと合うように貼り付け、金メッキされた接触端子面がモーター端子に接触するように注意して貼り付けます。

④ミニ四駆の電池接点を組み込んだモーターマウンタにFPCを貼り付けたモーターをはめ込みます。FPCを傷つけたり切ったししないように注意してください。

⑤モーターをはめ込んだモーターマウンタを、ミニ四駆シャシーに取り付けます。

⑥モーター上面の丸い金属部分に 厚みのある強力両面テープ を貼り付けます。

⑦FPCに bCoreMX を指します。FPCの金メッキ接点が基板に下向き、FPCの補強板(暗い色の面)が上向きになるように注意してください。

⑧bCoreMX を、⑥で貼り付けた両面テープの剥離紙を剥がしてbCoreMXを取り付けます。この時、bCoreMX裏面の接点及びコネクタリードなどとモーター金属面が接触しないように十分注意してください。
VSシャシー以外への搭載について
Super1シャシーVSシャシーと同様にして取付可能であるが、FPCの引き回しがやや苦しくなるため、シャシーの一部カットによりFPCに余裕が持たせたほうが良い。
SuperIIシャシーVSシャシーと同様にして取付可能。bCoreMXの背面接点等がモーターに接触しにくい構造のため好適
SuperXXシャシーVSシャシーと同様にして取付可能。元々モーター交換が用意なシャシーのため作業性が良く、bCoreMXの背面接点等がモーターに接触しない構造のため非常に好適
TZシャシーVSシャシーと同様にして取付可能。
ARシャシーFPCをシャシー上面に引き出す開口部が十分にないため、シャシーの一部に穴を開ける必要があります。
MAシャシーFPCの取り付けは可能なものの、bCoreMXをFPCに接続する十分なスペースが無い(電池と干渉する)ため対応不可
FMシャシーモーター電池接点の極性が他のシャシーと異なるため対応不可
接続可能なサーボモーター
bCoreMXは、1個のマイクロサーボモーター(1.25mmピッチ Molexコネクタ3ピン)を直接接続して利用可能です。
電源は、ミニ四駆搭載の 単3乾電池2本 もしくは 単3ニッケル水素電池2本 であるため、3.0~2.4V(から電圧変動及び低下あり)の低電圧条件で動作するひつようがあり、電源変動やノイズに強い デジタルマイクロサーボ の使用が適しています。
具体的には、
・
HobbyKing™HK-5330ウルトラマイクロデジタルサーボ・
HobbyKing™HK15318B低電圧マイクロサーボ・
HobbyKing™HK-5320ウルトラマイクロデジタルサーボが利用可能です。類似型番で末尾が -S のものは、コネクタが異なります(1.0mmピッチJST SHコネクタ)ので間違わないように注意してください。
LEDの接続について
LEDの接続ポートは、1.25mmピッチのMolex PicoBladeコネクタになっています。
bCore用の2ピンコネクタAssyがそのまま利用可能です。ポートはアプリから On した場合に、Hレベル 3.3Vとなるため、Vfの大きなLEDについては点灯できない可能性があります。また、ポートの許容電流は 4mA と弱いため、電流制限抵抗の選定には十分注意してください。秋月電子で取り扱われている 抵抗内蔵LEDは、外付けの電流抵抗なしで接続可能です。このうち、12V用の各色については3.3V系での点灯が可能でこの時の電流値も4mA以下になりますので非常に相性が良くなっています。
・秋月電子
抵抗内蔵5mm赤色LED(12V用) OSR6LU5B64A-12V ・秋月電子
抵抗内蔵5mm黄緑色LED(12V用) OSG8NU5B64A-12V ・秋月電子
抵抗内蔵5mm青色LED(12V用) OSB5SA5B64A-12V ・秋月電子
抵抗内蔵5mm黄色LED(12V用) OSY5LU5B64A-12V ・秋月電子
抵抗内蔵5mm白色LED(12V用) OSW5DK5B64A-12VbCoreMXのファームウェアバージョン
F2.10 (2017/02/08) バーストコマンド対応
F1.00 (2016/01/10) 初期リリース
※ファームウェアバージョンは、BLEのテストアプリケーション(LightBlueなど)で、Information ServiceのFmware Reision Stringを読み出すことで確認可能です。
- 2017/01/07(土) 16:31:47|
- bCoreMX & bDriverMX
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