FC2ブログ
  VagabondWorksTitle
  当Blogは個人の趣味等に関するものです。Vagabond Worksは実在の企業、組織ではありません。
  著作権等は放棄していません。文章や写真、動画の無断盗用、転用はお断りします。

 bCore関連情報はこちら⇒GitHub bCore Wiki
 埋込用ArduinoUno互換機BARONDUINO関連情報はこちら⇒GitHub BARONDUINO Wiki

1/600スケール モーターライズ大和 bCoreでスマホリモコン戦艦に改造する!

アリイの1/600スケール 戦艦大和 をbCoreでスマホリモコン戦艦に改造します。
前進と後退、舵の操舵による面舵、取舵、3門の46cm主砲砲塔の旋回に対応します。
この手の改造は、1/200スケール等の超巨大スケールでは一般的ですが、
1/600スケールで手軽にできるのは新しいのではないかと思います。
改造に際してプログラミングは一切不要です。
一部必要なパーツは3Dプリンタで出力してますが、同じ部品をDMM.makeで注文可能にしていますので、
3Dプリンタを持ってない人も、3D CADを使えない人も同じ改造を再現できます。
IMG_4354.jpg








用意するもの
アリイ 1/600 戦艦空母 No.1 戦艦 大和    Amazonで2,000円くらい
マブチ RE-260RAモーター              Amazonで350円くらい
・アルカリ単4電池3本                  100円ショップで100円
単4電池3直電池ボックス               秋月電子で60円
bCoreモジュール                    スイッチサイエンスで6,800円
bCore用2ピンコネクタASSY 4本セット       スイッチサイエンスで500円
マイクロサーボ HK-282A×4個           スイッチサイエンスで800円×4個
M1.4 4mmのタッピングネジ×6本          ウィルコで10本250円
3Dプリンタで出力した部品              DMM.makeで3,800円
・0.5mmくらいのピアノ線 少々
・接着剤、配線材、半田、熱収縮チューブ、両面テープ(厚め強力タイプ)など


電池ボックスの取り付け

IMG_4326_20150922211047cab.jpg
 デフォルトでは単3電池2本直列ないし、2本直列2本並列の4本ですが、bCoreでマイクロサーボを動かす都合上電圧が物足りないので、単4電池の直列3本に変更します。手っ取り早く、電池ボックスを載せてしまいます。ボディ中央部の突起を丁寧に切り取って、厚手の強力両面テープで固定します。


舵を操舵できるように改造


IMG_4339.jpg
舵から伸びるアームの先に、ABSで作ったアーム部品を接着する。
スクリュー駆動系統をシーリングしている蓋に、マイクロサーボ取り付け用のブラケットを接着して、マイクロサーボをとりつける。
マイクロサーボと、舵を適当に曲げたピアノ線で繋ぐ。このとき、舵の上部前方にはスイッチがくるのであまり上方向にモノがあると干渉することがあるので注意する。


主砲砲塔を旋回できるように改造


IMG_4325.jpg
46cm主砲3門の取り付け穴を、リーマーなどを使ってφ8くらい(だいたいでOK)に広げる。
第二主砲の艦橋側を頑張って削る(マイクロサーボと固定ネジと干渉するため)。削りすぎて貫通しないように注意。

IMG_4328.jpg
マイクロサーボ取り付け用のブラケットを丸い窪みに合せて接着する。この時、第一、第三主砲はサーボのワイヤが出る方向を艦橋の向きになるように、第二主砲はワイヤが艦首に向くようにする。

IMG_4330.jpg
マイクロサーボをネジで固定する。

IMG_4331.jpg
ひっくり返すと、広げた穴からマイクロサーボの出力軸がコンニチワする。


主砲の取り付け


IMG_4349.jpg
主砲のパーツの中央の突起を、3mmくらい残して切り取り、サーボホーン取り付け用のブラケットをとりつけ、主砲砲身を挿入する。

IMG_4350.jpg
マイクロサーボ付属の+型のサーボホーンを、M1.4 4mmのタッピングネジ2本で固定する。砲身はサーボホーンのネジで固定されない羽根の部分が保持してくれるのでひっくり返しても落ちない。
サーボホーンをサーボにはめ込む(ネジは絞められない)。このとき、サーボの尻を押さえて嵌めこまないと、ブラケットの接着部分が取れるのて注意。


配線をする


yamato.png
図のように配線をします。
マイクロサーボのケーブル長がぎりぎりで苦しいので、組立整備性を上げたい場合は延長ケーブルなどを使用するとよいでしょう。
bCodeは、艦橋下に両面テープで貼り付けます。
なるべく電池から離した方が、アンテナ感度的には良いかもしれません。


あとは、普通に組むだけ!対空装備の艤装でめげそうになりますが、そこがこの手のプラモのドMな醍醐味ですのでがんばりましょう。
  1. 2015/09/22(火) 17:48:43|
  2. bCore製作事例集
  3. | コメント:0

bDriverのiOS9対応状況

本日から iOS9 がリリースされていますが、Vagabond Works提供のiOSアプリ、bDriver および virtual bCore については動作確認が取れておりますので安心してご利用ください。

なお、virtual bCoreについては説明をしておりませんが、bDriverの動作確認をするためにiOS端末上に疑似的に bCore とほぼ同じ挙動をするBLE ペリフェラルを構成するためのアプリです。
  1. 2015/09/17(木) 14:52:17|
  2. bDriverとは?
  3. | コメント:0

bCoreを使った製作事例集

bCoreを使った製作事例集。
(Vagbond Works作品以外を含みます。)
これらすべて、bCoreに “繋ぐだけ” でできます。
どんどん追加していく予定です。

スマホから無線操縦できる4WDS(四輪駆動四輪操舵)のミニ四駆

 →スロットルの無線操縦化による前進後退コントロール
 →四輪操舵改造によるステアリングコントロール

ミニミニサイズの川崎ロボットっぽいモノ

 →スライダーヘッケン機構を脚機構に持つ川崎ロボットっぽいロボットをbCoreで作る

フジミ模型 ちび丸艦隊 大和 をbCoreでスマホリモコン化

 →フジミ模型 ちび丸艦隊 大和 をbCoreでスマホリモコン化

1/600大和 スマホコントロールラジコン化

 →1/600スケール モーターライズ大和 bCoreでスマホリモコン戦艦に改造する!

bCoreとLEGOモーター


bCoreとLEGOとクローラー


bCoreとLEGOとクローラー2


bCoreとタミヤクローラーキット


ペッパーライクなロボット


超小型ショベルカー


  1. 2015/09/12(土) 01:57:35|
  2. bCore製作事例集
  3. | コメント:0

検索フォーム

カテゴリ

Project: bCore (61)
bCoreとは? (4)
bDriverとは? (5)
bCore製作事例集 (5)
bCoreNKDとは? (13)
bCoreMX & bDriverMX (2)
Project: BARONDUINO (2)
Project: QT-4X "boogie" (2)
Project: B5 (1)
Project: Fab mini 4WD (1)
mini.Rock (1)
Project S-4WDS Racing (7)
S-4WDS Racingとは? (1)
S-4WDS Racing進捗 (6)
Project: uLCX2 (2)
uLCX2BLEとは? (1)
uLCX2とは? (1)
Project: LCXX (20)
LCXXとは? (1)
LCXX進捗 (19)
Project: uLCX (12)
uLCXとは? (1)
uLCX進捗 (11)
Project: Land Crawler (39)
Land Crawlerとは? (1)
Land Crawler 進捗 (19)
LC eXtreme 進捗 (19)
AAF 回顧録 (3)
イベント/TV/雑誌など (40)
販売情報 (5)
その他 (10)
Vagabond Works (2)

最新コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

08 | 2015/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -