ミニ四駆をスマホから無線操縦できるように改造する方法を紹介します。
改造するのにプログラミンや電子回路の知識は不要です。
VIDEO 2回にわけて、
・1回めで
スロットルの無線操縦化による前進後退コントロール ・2回めは四輪操舵改造によるステアリングコントロール
を紹介します。
今回は
2回目の四輪操舵改造によるステアリングコントロール です。
用意するもの
・前回でbCoreで前進後退できるようになったミニ四駆
・ミニ四駆ステアリングシステムセット 2セット
・
マイクロサーボ(HK15318B) 2個
※スイッチサイエンスで販売しているマイクロサーボHKM-282Aはアナログサーボで乾電池2本で使うと電圧が低くて不安定となり挙動が安定しません。電源をLiPoなどにする場合は利用可能です。
・サーボブラケットなどの3Dプリンタ成形部品
123Dのデータファイル STLデータファイル このデータはARシャシー専用です。手持ちの3Dプリンタで成形するか、DMM.makeの出力サービスで作成する。
・
Molex 1.25mmサーボ延長ケーブル 5本組 ・
M1.4で3mmのタッピングネジ4本 サーボホーンブラケットの固定に使う
・
M2で5mmのネジ4本 サーボブラケットの本体固定に使う
・
φ4でM2 7mmの丸オスメススペーサ2本 ステアリングロッドを押すサーボホーンブラケットの突起にする
1.ミニ四駆ステアリングシステムセットを前後輪に取り付ける ARシャシーの場合、前輪もそのままでは取り付けられないので、干渉して邪魔になる部分を切り取って接着する。
VS/TZ/TZ-Xシャシーの場合は前輪は追加工無しで取付可能(と書いてある)。
ミニ四駆は今回はじめて作ったので、シャシーの種類があるとか知りませんでしたw
タイロッドはフニフニで使いものにならないので、3Dプリンタで整形したタイロッドを前後に取り付ける(方向注意)
2.サーボホーンにサーボホーンブラケットをネジで固定する サーボホーンの穴は系が小さいので無理やりM1.4のネジをねじ込むと割れることがある。
φ1.5くらいのドリルで広げておくほうが無難。
φ4のスペーサも、M2のネジをサーボホーンブラケットに切ってからねじ込む
3.マイクロサーボをサーボブラケットに固定して本体に取り付ける 組立途中の写真をとってなかったので、フロントとリアは組み立てるとこんな感じです。
4.延長用のケーブルを2本改造して分岐ケーブルを作る 2本の延長ケーブルを切って、1つのサーボちゃんねるから2つのサーボに分岐配線するケーブルを作る。
長いと邪魔になるので短めに作る。
5.マイクロサーボ2個を接続する これで、完成です。
サーボを繋いだチャンネルのトリムを動かすと、前後の車輪が逆方向にステアリングを切ります。
サーボの可動角は90度位ありますが、ステアリング操作に有効なのは30度くらいの中心部分なので、操作する場合に大きくスライダを動かさないほうが良いです。(サーボに過電流が流れて焼きつきを起こしたり、電圧低下でリセットがかかりやすくなるため)
ステアリングを切っているときは、車軸のメインモーターへの負荷も大きくなっているため、電池の電圧が下がりやすくリセットがかかることがあります。対処方法としては、電池をLiPoなどに変更するなどしか無さそうです。
2015/10/22(木) 12:21:07 |
S-4WDS Racing進捗
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