bCoreNKDってなに?

bCoreで使用しているシリコンラボラトリー製のBLEチップ BLE113 と 電源回路 及び 保護回路 を搭載し、ブレッドボードやユニバーサル基板で利用しやすい2.54mmピッチに変換したブレイクアウトボードがbCoreNKDです。BLE113は、技適、FCC、CE対応のBLEモジュールを使用しているため、日本、アメリカ、EU各国での使用できます。また、BGスクリプトというスクリプト言語で容易にBLEペリフェラルのプログラミングが可能(スクリプト変更による認証再取得の必要なし)で、BLEによる通信はもちろん、GPIOやADCによる周辺装置のオンオフやセンサ情報の取得、UARTやI2Cによるデバイス間通信を手軽に実装することが可能です。
ここでは、bCoreNKD上でいろいろな機能を使う上でのサンプルスクリプトを多数用意し、ユーザーは
サンプルスクリプトをC&Pして再編集することで容易にbCoreNKDを使った個別のBLEペリフェラルデバイス実装を可能にすることを目的としています。
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サンプルスクリプトはこちらbCoreNKD って何ができるの?
・BLE(Bluetooh 4.0)規格による通信により低消費電力(乾電池やボタン電池)でスマホやPCなどと通信
・1.8V~5.5Vの電源入力に対応し、オンボードで3.3V昇圧による安定動作
・最大19本のデジタルIO
・最大8本の12bit ADC
・2系統のUART/SPI
・1系統のI2C
・3系等のタイマによる最大9本のパルス信号出力
具体的な使用方法、サンプルスクリプト、Tipsは bCore/bCoreNKDに関する逆引き辞典⇒
bCore/bCoreNKDまとめページ を参照して下さい。
bCoreNKD ってどこで買えるの?
株式会社スイッチサイエンスの販売サイトで販売を予定しております。
bCoreNKD Ver.1.00 の仕様
外形サイズ:36.0mm x 15.2mm x 3.0mm(コネクタ含まず)
電源入力電圧:1.8V~5.5V
内部ロジック電圧:3.3V
bCoreNKD のピン配置

1 : GND | 電源のマイナス側に接続します |
2 : ~Reset | GNDに接続することでリセットがかかります。外部でPullUp等をする必要はありません。 CCデバッガとの接続に使用します。 |
3 : P22/DebugClock | 汎用入出力P22 及び CCデバッガとの接続に使用します。 |
4 : P21/DebugData | 汎用入出力P21 及び CCデバッガとの接続に使用します。 |
5 : P20 | 汎用入出力P20 |
6 : P17 | 汎用入出力P17 |
7 : P16 | 汎用入出力P16 |
8 : SCL | I2C専用ポートSCL。ボード上でR2(4.7kΩ)でPullUpされています。 |
9 : SDA | I2C専用ポートSDA。ボード上でR3(4.7kΩ)でPullUpされています。 |
10 : P15 | 汎用入出力P15 |
11 : P14 | 汎用入出力P14 |
12 : +Vcc | 電源出力3.3V。外部デバイスで利用可能な電流は90mA程度です。 |
13 : Enable | Vinと接続することでボード上の電源回路がOnになり動作します。 GND接続、もしくはOpenでbCoreNKDは動作オフします。 |
14 : Vin | 1.8V~5.5Vまでの電源を接続します。 |
15 : P13 | 汎用入出力P13 |
16 : P12 | 汎用入出力P12 |
17 : P11 | 汎用入出力P11 |
18 : P10 | 汎用入出力P10 |
19 : P07 | 汎用入出力P07 |
20 : P06 | 汎用入出力P06 |
21 : P05 | 汎用入出力P05 |
22 : P04 | 汎用入出力P04 |
23 : P03 | 汎用入出力P03 |
24 : P02 | 汎用入出力P02 |
25 : P01 | 汎用入出力P01 |
26 : P00 | 汎用入出力P00 |
bCoreNKD の電源
bCoreNKDは、ボード上に昇圧/降圧自動切り替えタイプの電源レギュレーターICを搭載しており、1.8V~5.5Vの範囲での電源入力でボード上の回路はVcc = 3.3Vにて動作します。ボード上のデバイスのみでの消費電力は瞬間最大で30mA程度です。電源の出力容量は電圧が低い場合により大きく要求されますので電池の選択には注意が必要です。
bCoreNKD の回路図
bCoreNKD のデフォルトスクリプト
TBD
- 2016/06/02(木) 22:22:31|
- bCoreNKDとは?
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