Make: Tokyo Meeting 06 (MTM06) に出展しました。
•日時: 21日(日)10:00-17:00
•会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
•主催: 株式会社オライリー・ジャパン
•共催: 東京工業大学、多摩美術大学 情報デザイン学科
Land Crawler eXtreme の実同乗車デモは、2日目午後からは
左側クランクの締結部の緩みが発生していたため、子供の希望者に限定
で行わせていただきました。乗りたくて乗れなかった人、どうもすみませんでした。
積極的に「乗せてください!」と言ってきてくれたお子様、どうもありがとう!
うちの息子にもそんなところがあれば・・・
・反省点
充電中の展示など、「乗り物」であることが見た目で分からないらしく、
「なんだかうねうねゴツゴツしたモノ」的に見られていたことが多かった
ように思います。2日目からは、実際に乗っている動画映像も用意した
のですが、もっと見た目で乗り物とわかるような展示、形状にする必要
がありました。天板に足型を描くなども考えてはいたのですが、天面は
クリア基調にこだわっていたため見送っていたのですが。。。
また、充電作業など、ほとんど展示に張り付いている必要があり、他の
展示をじっくり見に行く機会がなかったことが残念です。次回出展する
ときは、説明や充電などの手間がいらない 放置 で行けるような形態
にしたいと思いました。
輸送に関しては、事前に地下鉄の駅構内図で エスカレーターのある経路
を確認していたのですが、上りエスカレーターしか無いところが多く、腰を
痛めるハメになり、展示やデモに集中が全くできませんでした。
グデグデな感じでどうもすみませんでした。
・多かった質問
1)これ乗れるんですか?
⇒乗れます。
2)何キロまで乗れますか?
⇒機械的には360kgまでで設計してます。
動作についてはバッテリーの出力依存なところがありますが
90kgの人が乗って動いた実績はあります。
3)操作は何でやりますか?
⇒有線リモコンか、重心移動で移動方向を指示して行います。
4)電源は何ですか?
⇒ラジコン用の7.2Vニッケル水素電池です。
容量は5000mAhの物を使っています。
5)動作時間はどのくらいですか?
⇒人が乗った状態で45分くらい、人が乗らなければ3時間くらいです。
6)モーターは何を使ってますか?
⇒タミヤの模型用の540モーターを使ってます。
だいたい950円くらいで買えるモーターです。
7)重心検出の方法は?
⇒バネの間に赤外線方式のフォトリフレクタが付いていて、
天板の反射強度を見て、4つのバネの変位量から計算しています。
8)LCDは何のため?
⇒主に開発用です。当初はノートPCを持って乗りながら開発していましたが
危険なため、全センサや各内部状態を本体上で確認できるようにする
ためにつけています。
9)材質は?
⇒ステンレス(SUS)と機械構造炭素鋼です。
10)加工は?
⇒CADで図面データを作って国内のレーザー加工業者に出しています。
11)基板の設計製作は?
⇒回路設計、レイアウトは自分で行い、基板製作は海外で行っています。
12)試作回数は?
⇒メカの脚まわりは一発でやってます。なんどもつくり直すのは個人では無理。
電気回路は2回つくり直しています。
13)VagabondWorksというのはチームですか?会社ですか?
⇒個人のBlogのタイトルです。
開発は個人の趣味として一人で行っています。
14)販売計画や今後の展開は?
⇒特に何も予定や計画はありません。
飽きてきたので特に改良機の開発はしないつもりです。
15)お仕事、専門はなんですか?
⇒画像処理のようなことをやっています。
16)開発費用はいくらくらい掛かりましたか?
⇒35万くらいだと思います。
これについては、人が乗るモノにしては安い!という感想と、
個人の趣味でやるには高い!という感想の2つに大きく反応が
分かれました。
・印象に残ったコメントなど
1)キモイ
⇒なんども言われるとちょっと傷つきます。。。
2)カッコイイ
⇒ありがとうございます。
3)キモカッコイイ
⇒ありがとうございます。
4)(上にジオングを載せた展示にて)パーフェクトすぎるジオング!
⇒笑ってしまいました。
- 2010/11/23(火) 22:46:41|
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