3週間ほど間が空きました。
3・11の震災についてはここでは触れるのはやめたい(終わらないし、どう言って
いいのか分からないことが多いので)と思います。
元々、3月はほぼ作業は進まないだろうと思っていましたが、本当に色々な
ことが大きく変わり、特に大きく進展しておりません。
ファームを少し書いて、マイコン基板に書き込めるけれど、さっぱり動いている
様子がない・・・ところで停止中。時間がなさすぎ。
carnaG Beastで使う予定だった手持ちのモータードライバIC
ルネサス(旧NEC)の
uPD16805MAですが、4月で廃止になるということで、
入手を試みました。
モーター電圧が~6.5Vまでとか、On抵抗がスペック値で0.4Ωと高めなこととか、
古いチップなので、少々物足りないところも無きにしも非ずですが
チャージポンプやパスコンのコンデンサ(1005)を付けてもフットプリント□8mmで
DC1.0A(瞬間4.2A)流せるPWM制御可能なモータドライバとなると代わりが
ちょっと無いかなと思っています。
大電流駆動は、eXtremeDriverでMax100A対応のモノをこさえたので、
こっちはあくまで小さいモーターを回すための物です。
さて、デジキーでの取り扱いはなく、チップワンストップでも購入不可。
国内には在庫が調べた範囲ではゼロで、中国にはかなりの数の流通在庫がある様子。
国内の業者に問い合わせたところ、代行輸入手続きをお願いした場合 単価が3千円
近くなる ということで、この機会に
中国深圳の半導体商社に直接交渉をして個人輸入
をしてみました。

こういうことをやってる人は余りいないと思うので、以下備忘録を含め記録。
・交渉を開始したのが、丁度3/11の朝で、モノが届いたのが3/29。
・非常に不安で期待していなかったものの、中国商社との交渉(価格、納期、
送料、発送方法、支払い方法の確認など)は順調に進んで、発注をしたのが3/14。
・先方から見積が3/15に届いて、即日郵便局の海外送金で、中国国内の商社の
口座に支払い。この送金手続に約1週間かかるというのが一番のネック。
手数料も高かった。
この辺が、カード払いやPayPALで決済できるWebサイト購入との一番の違い。
・先方で支払いの確認が取れたのが3/24で即日品物は発送される。
・品物は、香港経由で日本に輸入され、通関もすんなり通過。
日本国内で佐川に渡されたらしく、しかも佐川の成田から自宅(都内)までの送料が
代引でさらに請求される。代引なので在宅時しか受け取れず、2日ほどタイムロス
して受け取ったのは3/29。
・トータルで部品本体以外に、経費がざっくり6千円くらいかかるので、少量の部品を
買うのには全く向いていない。一方で、価格は安く(多分国内在庫があってもこの
値段では出してくれない)、対応も速いので、まとまった数の部品調達をする相手先
としては非常に良かった。
ということで、少し買ってもしょうがないので、景気良く200個ほど調達してみました。
今後は、メカモノの削り部品の調達先として、中国を検討してもいいかなと思いました。
ではでは。
- 2011/04/02(土) 03:29:37|
- uLCX進捗
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