技術情報をBlog記載からGitHubに移行しています。
bCoreの情報もGitHub
https://github.com/ymmtynk/bCore に移行しています。
この移行に伴い、iOSアプリ、bDriverとbDriverMXのソースコードをGitHubにあげました。
リリースが、それぞれ2015年、2017年と古いアプリでこの数年メンテしてませんので現行のXCodeでビルドが
通るかどうか分かりません。
2020/01/19(日) 00:26:13 |
Project: bCore
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BARONDUINOの改良を行います。
2020/01/15以降の出荷分から、BARONDUINO(R2)になり、以下の変更が加わります。
①基板サイズが少しだけ短くなりました。
旧 35.56mm x 10.16mm → R2 34.83mm x 10.16mm
USB/UART変換部分が0.73mm短くなりました。
②少しだけ薄くなりました。
基板厚が0.8mm→0.6mmに変更になります。
最大厚み 3.4mm(MicroUSBコネクタ部分) 1.6mm(水晶振動子部分)
③分割部分を挟んだ5つの信号を繋がなくてもそのままMicroUSBケーブルを指すだけで使えるようになりました。
分割部分をVカットからミシン目状の穴加工に変更したため、電気的に接続された状態が維持されています。
④眩しすぎた基板上の2個の青色の通電モニタLEDの電流制限抵抗を1kΩから10kΩ似変更して明るさを抑えました。
詳細情報は、
GitHub の情報を参照してください。
2020/01/14(火) 22:00:21 |
Project: BARONDUINO
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bCoreモジュールの操作にはスマホアプリを提供していました。
これは、もともと小型ロボットの操縦にいちいち専用のコントローラーを持ち歩いたり、専用コントローラーの電池管理するのが面倒ということだったのですが、ミニ四駆など動きの早いものを操縦するときなどは特に誤操作が多くなりがちでした。
スマホやタブレットで主流になったタッチパネルインターフェイスというのは、表示された情報を見ながら操作するためのもので、ロボットの操縦など画面表示を注視できない状態で操作するような用途には向いていないからです。
そこで、やはり物理的なボタンやジョイスティックを持ったコントローラーを作りたいなと以前から考えてはいたのですが、bDriver相当の機能を持ったコントローラーを作るには何らかの表示画面を持ったBLE Ceantralになるシステムが低コストで手に入ることが必須条件でした。
この、条件を満たすモジュールとして、M5StickCが登場し、後述するようにBLE Ceantralとしても動作できる状況になったことから今回bDrioverM5を開発しました。回路、メカ及びソフトの情報はgithubにて公開しているので自由にコピー機や改良機を作成していただいて構いません。
・
bDriverM5 github ※今後、各種技術的な情報はgithubにまとめていき、このBlogは本来のBlog的な内容にしたいと思っています。
回路、メカ製作などに困難を感じるbCoreユーザー向けに、販売も検討します。
ご意見などは、twitterにいただけると助かります。
@bCoreBLE
2020/01/04(土) 10:59:33 |
bDriverとは?
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VIDEO 先日、仕事の都合で深センに行った際に、Xiaomiの旗艦店にて子供のお土産にXiaomi製のLEGO互換機を購入してきました。
↑深センのXiaomi旗艦店
↑LEGOの互換機はいまのところ4モデル?
電動のロボットの方は、WEBでも紹介されていますが、
Mi Robot Builder 電動でない車モデルの方は見当たらず。
長男に、ロボットモデル(対象年齢10歳~)、時間にバギーモデル(対象年齢6歳~)を購入してきました。
お値段はそれぞれ、459元(7800円)、124元(2100円)で、モノとしてはLEGOのテクニックシリーズの互換機です。
実際に組んでみた感触は、本家のLEGOの羽目合わせの品質と何ら変わることなく、値段1/3のジェネリックLEGOといった感じです。
そういうわけで、次男のXiaomiKEGOバギーですが、『兄ちゃんの(ロボット)は電気で動くのにボクのは動かない!』っと予想通りの反応をするので、お約束の
bCore3 で電動リモコンに改造しました。
LEGOのテクニックシリーズで使われているこの穴フレームの穴は、内径がほぼ5mmなので、φ5の砲弾型のLEDがキレイにハマります。ちょっと渋い場合はLEDの外周を軽く紙やすりで削ってやればOK。
bCore3では、4つのLEDをOn/Offできるので、フロントライトを白色、テールライト2個を赤、左右のウインカーを前後ペアの2個×2の4個接続しました。ウインカーは点滅させたかったので、
LED点滅駆動IC 1.0Hz OS1CDY3A010 (5個入) を使って1Hzで点滅するようにしました。接続は、点滅駆動ICのVddを電池のプラス側、Vssをマイナス側につないで、出力をウインカーLEDのカソードに、LEDのアノードはbCoreのLEDポートに繋ぎます。
使用したLEDは、秋月電子の抵抗内蔵のφ5砲弾型LEDです。電流制限抵抗を付ける必要がないのでとっても便利です。
5mm抵抗入LED(5V用) ※LED点滅駆動ICOS1CDY3Axxxは、LEDに電流制限抵抗をつけなくても良いので、電流制限抵抗入りのLEDをつなげると少し暗いです。
※LED点滅駆動ICOS1CDY3Axxxは、Duty1/12なので、光るのが一瞬でウインカーの点滅には向いてませんでした。
1/2に見間違えて買ってつけてから気が付きました。
赤丸部分 ステアリングの駆動は、
ユニバーサルジョイント でステアリングの左右への駆動を回転運動にして車体中央部に伝達している部分にスペースがあったので、ここに
PLEN2用のサーボ を取り付けました。サーボホーンと軸の連結は、ちょうどユニバーサルジョイント以降の部品を外すと余る軸連結の十字溝の軸を少し改造してやるとサーボホーンにピッタリハマるので、圧入して使ってあります。LEGOパーツに使われている樹脂は、程よい弾力性があり切削も容易なので、改造には最適です。
固定に使ったLEGO追加パーツは
テクニック ブッシュ 、2個と
テクニック 4M 十字軸 センターストップ 1本と
テクニック リフトアーム 1 x3 1個です。
VIDEO 青丸部分 電池ボックスは、
秋月のスイッチ付きの単4電池3本直列の電池ボックス を、本体下部に取り付けました。
この電池ボックス、スイッチが蓋と反対側にあるので、スイッチを操作しやすい向きに取り付けてしまうと、電池交換のときに不便になってしまうので、
テクニック ピン - 3/4 をフタ側に穴を開けて溶着して、スナップで本体下部に取り付け、取り外しできるようにしました。
黄丸部分 駆動軸は、スペースの都合と、スピードが出るとブツケて壊して修理を頼まれて面倒なことになりそうなのと、そもそもLEGOの駆動軸は摩擦保持で高速回転を前提とした軸受がないこともあるので、あえて
小さいギアドモーター を使ってスピードが出ないようにしました。
固定に使ったLEGO追加パーツは
テクニック ピン - ロング ストッパー 、4本と
テクニック リフトアーム 1 x 2 4個です。ドライブギアは、
テクニック ギア - 16歯 の中央部分をくり抜いて、モーター軸と連結する部品を3Dプリンタで出力したものに圧入して作りました。
VIDEO この改造のために3Dプリンタで作った部品は、DMM.Makeにあげてあるので、3Dプリンタがない人でも入手可能です。
データのフリーダウンロードも対応していますので、3Dプリンタを持っている場合は自身での出力も可能です。
DMM.make XiaomiのLEGOバギーをbCore3で電動スマホラジコンに改造するキット 案の定、次男は これではスピードが遅くて全然楽しくない!仕様に不満を言っているのですが、モーターを入れるスペースとモーターのスペックの問題でいかんともしがたいので、後端部のエンジン部分を外して、デカイモーターを入れた改造を追い追いしたいと思います。
2019/11/29(金) 04:43:01 |
Project: bCore
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プロトタイピングで便利なArduinoUnoですが、動作確認できてなにかの機器に組み込むには大きすぎる、
ソースコード変更なしにそのまま基板に埋め込んで使える互換機があればいいなーっと思ったので、作ってみました。
埋込用ArduinoUno互換機 BARONDUINO(ばろんでぅぃーの) 35.56mm x 10.16mm の基板サイズにArduinoUno(5V 16MHz)と同じ機能を詰め込んであります。
↓大きさを比較するとこんな感じ。
基板裏面はフラットなので、そのままユニバーサル基板のハンダ面に実装して使うことができます。
USBシリアル変換部分は分離可能で、切り離した場合には 22.86mmx10.16mm サイズになります。
↓切り離したUSBシリアル部分と本体部分それぞれにピンヘッダなどをつけた状態
BARONDUINOの機能 ・A0~A5のアナログポート
・D0~D13のデジタルポート
・ISP書込み用の6ピン端子
・MicroUSB接続からの電源供給とUSBシリアルIF経由のでファームウェア書込み(ArduinoIDE)
・Arudinoブートローダーは書込済み
ほぼ、ArduinoUnoと同じように使えます。
ArduinoUnoとの差分 ・USBシリアル変換のチップが異なるのでArduinoIDEなどとの接続時に該当のCOMポートを選択、及びドライバのインストール
・Resetスイッチがない
・DC電源入力がない(USB経由ないし電源ピンからの5V供給のみ)
・電源周りの保護回路がない
・IO電圧選択がない(5V固定)
・アナログリファレンス電圧がない(5V固定)
BARONDUINO仕様 外形寸法:35.56mm x 10.16mm
重量:1g
GPIO:A0~A5、D0~D13の合計20本(ArudinoUnoと同一)
電源入力:MicroUSBからの5V供給もしくは基板端端子からの5V供給
入出力I/O電圧:5V
マイコン:ATMEL ATMega328P 28M1
USB-UART変換:WCH CH340E
BARONDUINOのピン配置 BARONDUINOの回路図 BARONDUINOの使い方 1.デバイスドライバのインストール
・WCH CH340(USBシリアル変換)用のデバイスドライバをダウンロードしてインストールします。
Windows10の場合はインストール不要らしいです。
メーカーホームページの製品ページ から使用環境にあったドライバをダウンロードしてインストールしてください。
Windows:
http://www.wch.cn/download/CH341SER_EXE.html MacOS:
http://www.wch.cn/download/CH341SER_MAC_ZIP.html 2. BARONDUINOのUSBシリアル変換部分を折って使う場合は、 本体側の8~12ピン、USBシリアル変換側の27~31ピンにピンヘッダなどを取り付ける。
折らずにそのまま使う場合は、
折り目部分を挟んだ向かい合わせのピン8-27、9-28、10-29、11-30、12-31を電気的につなぐ。 (背面で接続する予定でしたが、折り目のVカットラインを上面だけの予定が下面にも入れられてしまったので、接続が必要になります。)
3.BARONDUINOをパソコンとマイクロUSBケーブルで接続し、ArduinoIDEを立ち上げます。
ツール>ボード : ArudinoUNO
ツール>シリアルポート : COMxx (xxは1でインストールしたドライバが認識して設定されたCH340のCOMポート番号)
に設定します。
あとは、通常のArduinoUnoと同じように使用することができます。
ArduinoUno用に書いたソースコードもそのままで利用できます。
出荷時は、テストプログラムを兼ねてシリアルターミナルへの表示(115.2kbps/8bit/non parity/stop bit 1bit)、A0~A5及びD2~D10によるLED点滅のデモプログラムが焼かれている状態になっているので、周辺回路接続時(出力信号の衝突)に注意してください。 BARONDUINOの購入方法 スイッチサイエンスマーケットプレイスで販売してます。
→
埋込用ArduinoUno互換機 BARONDUINO \1,584-
2019/10/25(金) 01:57:39 |
Project: BARONDUINO
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